記憶と記録。その狭間。

ゲーム好きな人間が日々の所感雑感をだらだら書くブログ

眠くなってきた

全然眠れないので、温かい紅茶に砂糖と牛乳と、少しのブランデーを入れて飲んでいる。
この前読んだ、短編集の2つ目の話を読む。
角川文庫から出ている、窪美澄の『水やりはいつも深夜だけど』。
どうやらこれは「家族」がテーマの短編集らしい。

別に作者を知っていたわけでもなく、ただパッとタイトルを見て買った本。
いつ買ったのか、どこで買ったのかすら覚えていない。
そういう本が私の本棚には沢山ある。


本を買う時は、いつもタイトルか表紙を見て買う。
裏表紙に書いてあるあらすじは読まない。目次も見ない。
短編集であることに、読み始めてから気付く。
私は特定の作者のファンではないので、この人の本は絶対買う、ということはしない。
おかげで本棚にはありとあらゆる人の小説で溢れてる。
有名どころもちらほらいるし、聞いたことのない人の本もある。

どうしても本を捨てられないので、どんどん増えていく。
引っ越しのたびに「本」と書かれた段ボールが増える。重い。
今の時代に神の本か、とも思うけど、紙の本の方が読んでいる気がする。
頭に入ってくる気がする。
気のせいかもしれない。

もともと文字を紙に書くことも好きなので、紙そのものが好きなのかもしれない。


後味が悪かったり、読みづらい文体だったりしても、「読まなければよかった」と思う小説は一度も出会ったことがない。
だから小説を読むのが好き。
ただ、それだけ。